『茶子と三人の男子たち S力人情商店街1』(令丈ヒロ子)



単純明快面白い!という作品。さびれつつある商店街で育った中学生4人が、ひょんなことから授かった超能力。この力で商店街を守るように言われるのだが。
今回は完全に登場編ですね。各キャラクターの紹介と超能力を授かるまでの流れ、そして初めての事件。それがポンポンと歯切れよく展開し、あれよあれよという間にキャラクターも設定も頭の中に放り込まれます。この辺りのストーリーテリングの巧さはさすがですね。キャラクターの色分けもしっかりくっきりとしているので、丁々発止のセリフの応酬でも誰が誰なのかがわかるので、ストーリーの流れを遮らないのですね。
あとがきで作者による商店街愛が語られていますが、僕自身商店街は大好きなのでこの世界で遊べるのは楽しいです。
一気にガガーッと読んで、あー面白かったと本を閉じる。そんな素敵な作品です。
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大吉

Author:大吉
物語の魅力を伝える古本屋をやっています。

好きな作家は、有栖川有栖、田中芳樹、江戸川乱歩、倉知淳、恩田陸、北村薫、宮部みゆき、京極夏彦、小川洋子、殊能将之、梨木香歩、泡坂妻夫、東川篤哉、綾辻行人、長野まゆみ、大崎梢、恒川光太郎、吉田篤弘、上橋菜穂子、岡田淳、R・ダール、E・ケストナー、などなど。気になりゃ何でも読みます。

子どもたちに物語の面白さを伝える、そんな駄菓子屋のような古本屋を目指します。

「古本 大吉堂」大阪市住吉区遠里小野5−3−1




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